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音を振動や光で知覚する身体装着装置の意匠が 令和4年度「恩賜発明賞」を受賞

 当社社員「千崎 雄大」が、このほど公益社団法人発明協会(所在地 東京都港区、会長 野間口有、以下、発明協会)主催の「令和4年度全国発明表彰」において、「恩賜発明賞」を受賞しました。

 

 受賞対象は、2019年に富士通株式会社様が出願し意匠として登録された「振動・光で音を知覚する身体装着型装置」(意匠登録第1640713号)」です。 

 

 受賞した意匠は、音の大きさを振動と光の強さに変換して伝達することで、音のリズムやパターンといった特徴をリアルタイムにからだで感じることができる装置に関するものです。丸みのある優しいフォルムで、髪の毛や耳たぶ、襟元や袖口などの様々な部位に違和感なく装着でき、振動を感じ取りやすい形状となっています。

 

 本意匠を用いた当社の音をからだで感じるユーザインタフェース「Ontenna(オンテナ)」は、全国8割以上のろう学校に導入され、発話練習やリズム練習、STEAM教育などに活用されています。また、映画やスポーツ観戦、音楽ライブ、狂言などの様々なイベントにおいて、ろう者だけでなく、健聴者の方々に対しても臨場感や一体感を与えるような価値のある体験を生み出しています。

 

全国発明表彰について

 全国発明表彰は、発明協会が皇室からの御下賜金を受け、我が国における科学技術の向上と産業の発展へ寄与することを目的に、多大な功績をあげた発明、考案、意匠、あるいは、今後大きな功績をあげることが期待される発明などを表彰するものです。

 

 その中でも、「恩賜発明賞」は、全国発明表彰の象徴的な賞として、最も優秀と認められる発明などの完成者に贈呈されます。

 

■製品サイト(Ontenna様サイト)
https://ontenna.jp/

 

■公益社団法人 発明協会HP 関連記事

http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/zenkoku/2022/zenkoku_jusho.html

 

■公益社団法人 発明協会発刊 「月刊 発明」※掲載記事抜粋http://www.jiii.or.jp/chizaiyorozuya/hatsumeiweb/202209/index.html#features/

 

 

 

 

 

 

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